はじめに
最近私は海外に行く時は、SIMフリー携帯を使用。海外SIMを使用しています。海外にいてもGoogle マップやLINEを使えるようにしています。海外SIMの設定方法を含めて私の使い方をご紹介しています。
まずはちょっぴり難しい話から。
SIMカードとは
携帯電話サービス等の契約者を特定するための情報を記録したICカードのこと
SIMの歴史
SIMは海外では自由化されていたにも関わらず、日本では大きな規制がありました。
携帯各社が端末を販売する時に、端末(携帯本体)に対して「SIMロック」=「SIMを勝手に入れ替えられない状態」が続いていました。他社のSIMを入れるためには、その制限を解除する必要があり、それを「SIMロック解除」と言います。そして解除されない時代が長く続きます。
2015年総務省「SIMロック解除原則義務化」が発表
「SIMロック解除」した携帯は「SIMフリー状態」になり、他社のSIM(日本の格安通信会社や海外も可能)を入れられるようになりました。当時はSIMフリー端末を購入する必要がありましたが、現在はある一定期間をすぎると原則無料でSIMロックを解除されることに(2017年 総務省発表)このお話は難しいので、詳しく知りたい方は総務省のホームページをどうぞ。
さて難しい話は置いといて(^^) 私はmacファンなのでスマホは、ずーーとiPhone。スティーブジョブスが亡くなったからのアップル社には以前のような魅力を感じませんが、今でもパソコンも含めアップル製品を愛用していますので、ここからは特にアップルユーザー向けの記事になっていますのでご了承くださいね。
SIMフリー携帯
海外でSIMを購入して使うには「SIMフリー携帯」と呼ばれる携帯が必要です。必ず確認して購入して購入しましょう。私の場合は、SIMロックが解除になった後に、「SIMフリー携帯」を購入しました。具体的にはiPhoneSEを購入。こちらは5万円代の携帯で当時アップルショップの店頭では売り切れ続出。当時店員さんのアドバイスでオンラインショップで購入しました。入荷未定の状態が続いていましたが、注文から1ヶ月半で入荷して無事に購入。アップルショップの店員さんの話よるとSIM解禁後の、iPhoneを購入したほとんどのお客は、docomo・ソフトバンク・auなどの大手携帯通信会社から、格安携帯へ乗り換えのためだったそう。そして「SIMフリー携帯」の中でも一番安い「SE」の機種 が人気だったとのこと。購入時は、必ずSIMフリーかどうかを確認してくださいね。同じ機種でもSIMフリーとそうでないものがある場合があります。 (アップルホームページはこちら)
格安携帯と海外SIMカード購入
SIMフリー携帯を購入後、普段の生活ではauから、楽天モバイルへ乗り換え。1ヶ月1万円から約4000円台の支払いダウン。携帯代金はかかりましたが、満足のある買い物でした。
そしてこの時から、海外に旅行に行く時は、海外で使用できる「SIMカード」を購入して、現地で自分のiPhoneにSIMを挿入して、現地で使うようになりました。それまでは空港でMobile Wi-Fiをレンタルしていましたが、この方法は、現地で便利です。
<2019年追記>友人の話を聞くと、お友達やグループで出かける時はレンタルWi-Fiの方がお得みたいですね。1台で5人までなどとあるので割り勘すればお得なようです。私がレンタルWi-Fiを使っていた頃は充電時間に制限がありましたが今はだいぶ改善された様子。ただ私は一人旅が多いので海外SIMを使っています。
SIMの管理
海外でSIMを使う場合。日本で使っているSIMの保管は重要になります。小さいので無くさないように現在私が使っているSIM入れです。
こちらのシリーズは黒色もありますが、私が使っているのは、色がいっぱいのこちら。携帯のSIMカードを出し入れするピンも入っています。最近の私の旅グッズはあえて派手な色にしています。 旅先の疲れもあって、一目でわかるのは重要だからだと思っているからです(^^)
海外SIMに入れ替える時の設定方法
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今回の記事を読んで参考になる方
iPhoneのSIMフリー携帯を使っている人(Androidは問題ない)
普段格安携帯を契約している人(MVNOを使用している人)
海外SIMを購入して、現地で使いたい人
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私の使用携帯
使用携帯:海外専用にしているiPhoneSE(SIMフリー)
ちなみに日本で使用しているのはiPhone8Plus(SIMフリー)海外には2つ持っていきます。iPhone8の方はホテルに置いていきます。
通信会社:楽天モバイル(MVNO)を契約しています(2019年9月よりYahooモバイル)
海外SIMを設定方法
iPhoneはプロファイルが1つしか設定できないのが不便です。まずは現在契約している楽天モバイルのプロファイルを削除します
(1)設定画面から一般を選ぶ

(2)プロファイルを選択して削除する

(3)現在のプロファイルを削除してから、海外SIMカードを入れます。
2019年追記 楽天モバイルの時は、上記の方法でしたが、Yahooモバイルは入れるだけでOKでした
海外SIMカード→日本での携帯通信会社に変更する時
そして今度は帰国した場合。元に戻さなくちゃですね(^^)
ここで重要なのは、WiFiが必要なこと。私は、日本の空港に到着した時、空港の無料WiFiの環境下で行っています。
プロファイルをダウンロードします。
私の場合は楽天モバイルなので、公式ホームページで、APN構成プロファイルダウンロードが紹介されています。
楽天公式ホームページ APN プロファイル設定はこちら
2019年追記 Yahooモバイルは 帰国してSIMを入れたらそのままでOKでした。
iPhoneはプロファイル設定が1つだけ
私も、完全に理解しているわけではありませんが、この方法で海外SIMを使っています。
下の記事では、日本で購入した海外SIMですが、アマゾン レビューの方の半数以上が、SIMを入れ替えただけで使えたと書いてありますが、よーく読むと、「MVNOを使っているので、プロファイル削除した」というレビューを書いている人がいます。その人は多分、iPhone使用者で格安携帯を契約しているのですね。
そういう意味では、iPhoneはプロファイルが1つしか設定されていないので不便なのです。この点Androidは優れていると思います。
格安携帯の話
ここで話は少し脱線しますが、格安携帯の話をしたいと思います。
2019年9月。日本での格安携帯を楽天モバイルからYahooモバイルへ変更しました。Yahooモバイルは格安携帯の中ではお値段が高い方ですが、楽天モバイルではLINE交換がID検索できないことが不便で会社を変更しました。ID検索できないと言うことは、お互いがその場にいて、QRコードで交換するか、ふるふる機能を使うことでLINE交換ができます。ちなみに格安携帯会社の中でID検索できるのはYahooモバイルだけ。
LINE機能
LINEで連絡をとることが当たり前の時代になりました。既読機能も便利だしLINE電話があれば海外からの電話もとっても便利。でも「海外用携帯」と「日本からの携帯」の2つ持つ場合、LINEは1つのデバイスからしか使うことができません。なので、日本用携帯の中にはLINEがあっても海外用携帯の中にはLINEがない状態です。
具体的な話をすると、スペイン旅の時に現地に住む日本人ツアーコンダクターをお願いしました。とても丁寧な方で当日の連絡はLINEかEメールでとおっしゃっていただきました。でも。。当時楽天モバイルを使っていた私はID検索ができず。以前から少し不便に思っていた私はこの機会に楽天モバイルからYahooモバイルに変更しました。何度も申し上げますが、格安携帯会社はYahooモバイルのみID検索できます。そしてやっぱり便利でしたね。
[su_service title=”携帯通信で登場する用語” icon=”icon: hand-o-right”][/su_service]
<MVNO>
他社から無線通信インフラを借り受けて、音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のこと。格安携帯会社はほぼこちらに当てはまります。ちなみに、楽天モバイルはドコモの回線を使用中。
<APN構成プロファイル>
スマートフォンなど携帯電話の回線を使ってデータ通信を行う機器において、インターネットのようなネットワークへ接続する際、必要となる設定です。
私も完全に理解していませんが、一応ご紹介まで。そして、日本の携帯通信会社でも、海外で使えますが、金額が高くなるために海外の通信会社を使っています。
まとめ
海外SIMカードの設定がうまく行かない時に、空港の外に出るのはオススメしません。無料WiFiがある環境で落ち着いてみることが大切です。でもこんな知識レベルで海外SIMを使おうとする私って本当に無謀ですが、何事もやればできるって感じですね。うーん。エンジンの構造を理解していなくても車を運転できるのと同じ感覚!?こんなレベルのお話でしたが、どなたかの参考になればうれしいです。
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