はじめに
2019年4月。ベトナムホーチミンに2泊4日で出かけました。そしてオーダーメイドのお店で「エプロン」とお揃いの布で「犬の服」を作ってきました。
初めての海外でのオーダーメイドの体験でしたが、かかった日数や価格。自分のイメージ通りに作ってもらうコツ。そして最後に日本から生地を持ち込んだ話を書いています。
実際にかかった費用
オーダーするかは、お金の話が大切なので先に予算の話から(笑)
私はエプロンを作りました。同じデザインの色違いで4枚作成しました。
今回は友人の勧めもあって、日本で気に入った生地を購入して出かけました。東京の布問屋で買った情報は最後に書いています。
まずは出来上がりから。
エプロン(1枚当り)
生地代140㎝幅1・5m で1800円(日本で購入)
オーダー費 約4000円 (ホーチミンで支払い)
合計 5800円
余った布の部分で犬の洋服もオーダーしました。
犬の洋服(1枚)
生地代 上記の余った布
オーダー費(ホーチミンにて) 2500円
合計2500円
正直思ったより安くはありません。友人からも日本人対応で丁寧な縫製のところは思ったより値段が高かった。と聞いていたので納得していましたが、このプランはオリジナルで作りたいという人向けだと思います。
フレームツリー・バイ・ザッカ
オーダーから出来上がりの流れ
オーダーにかかった日数
3日間
私の場合は頼んだ枚数が合計7枚と多かったためだと思われます。基本は翌日仕上がりのようでしたね。
旅行中に作ることが多いと思いますので、日程の流れを書いてみました。
1日目
到着は朝だったので、ホテルに着いてすぐにオーダーメイドのショップに出かけました。こちらのお店のオープン時間を事前に調べておきました。10時オープン。
店内の様子です。
オーダー服は奥の部屋で行います。靴を抜いで部屋に入ります。
たくさんの生地。もちろんここからも選べます。
空港からホテルに荷物を置いたため10時オープンに間に合わず、30分くらいすぎて到着したら、すでに日本人のお客様が1組。私の後にも2組。朝は混み合う印象です。皆さんアオザイやワンピースを作っている様子でしたね。でもその後のスケージュールを考えるとなるべく早く行くことをおすすめします。
打ち合わせ内容
打ち合わせ時間は約90分くらいでしたね。
- いつ帰国するか
- 肩のひもの長さ
- 丈の長さ
- ポケットの位置
今回は2泊の旅で、早朝着の深夜発。私の場合は、頼んだ枚数が多かったので、帰国ギリギリのお渡しになると言われました。
そして年配のベテラン店員さんが対応してくれてラッキーでした。若い店員さんもいましたね。どの方も日本語はペラペラです。
今回は素敵なリネンエプロンを持っている友人2人からエプロンを借りてベトナム入りしました。今回私が気に入ったものができたのは、実際の見本があったから。
2階では縫い子さんが縫っているそうで、私の希望が大丈夫かの確認で1階と2階を往復したり、縫い子さんが1階に降りてきてくれたりして細かく打ちあわせ。
店員さんも途中疲れていた様子でしたが、私は決して「おまかせ」という言葉を一切使いませんでした。気がつけば、周りにお客は誰もいなくなっていましたね(苦笑)
2日目
何もやることなし
3日目
この日は帰国日でした。ホーチミン発23時の飛行機でしたが、19時に仕上がる予定とのこと。
もし仕上がりが気になるなら、昼間に確認してからその後修正してくれるとのことで、一旦14時にお店に行きました。
エプロンの方は特に問題なかったのですが、犬の洋服の生地が足りないとのこと。同じ長さを買ったつもりでしたが、白と黒のは生地が足りなく1つは、ミックス色で仕上げてもらうことにしました。
途中で打ち合わせしてよかったです。
ここで残金の支払いを済ませました。気に入っていだだいて、ホッとしましたと言われたので、私のオーダーは相当プレッシャーだったのでしょう。。
ステキな出来上がりに感謝の気持ちを伝えました。
お届けサービス
19時に出来上がったら希望の場所に届けてくれるとのことでしたが、宿泊ホテルはチェックアウトしていたので、ホテルのスパに届けてもらいました。
最終日の夜は、インターコンチネンタルのスパを予約していたのがよかったです。
飛行機が23時発だったので、ホテルをチェックアウト後に最後にのんびり過ごすつもりで予約したのですが、大型ホテルは、オーダー品の受け取りにもスムーズでした。
支払い方法
現金だと10%オフ。ちなみに日本円でも10%オフ可能だそうです。
オーダー時に内金が必要です。とりあえず半分程度(ここはアバウトでいい)仕上がり時に全額支払いです。
出来上がり
店名のタグがついてきます。
旅ブログ初登場の相棒犬ビジュです。カニンヘンダックス(ダックスより小さな犬種)の女の子です。
現在犬を飼いながら旅行に出かけている私ですが、実はビジュを飼ってから自由に旅行に行ける夢が叶ったのです。
ママ〜。お土産はおやつの方がいいよーー。by ビジュ
こちらは自宅の玄関です。友人が遊びに来てくれる時は、お揃いでお迎えします。
今回のオーダーで気をつけたこと
今回気に入ったものが出来上がったポイントをまとめてみました。
- 実際の見本があったこと
- 生地を日本で購入したこと
- 店員さんと絵に描いて意思疎通を図ったこと
- 初日にオーダーしたことで日数に余裕があったこと
縫製はとても綺麗でした。ただ予算は思ったより高いので、本当に気に入った生地と形で作りたい場合のみの利用かなと思います。
ご興味ある方はぜひ作ってみてくださいね〜。
さてここからは、今回の旅行のきっかけと日本で生地を購入した話です。エッセイになっていますのでご興味のある方だけどうぞ。
旅のきっかけ
今回ホーチミン行きを決めた理由はJALの安い航空券を見つけたから。往復約3万円。季節がいい時期ではないにしても買わずににはいられなかったのです。なので先に行き先だけを決めての旅でした。さて何しよう?
ちょうどその頃海外大好きの友人からベトナムでエプロンを作った話を聞きました。
確かにガイドブックには、オーダー服を作る体験をしましょうというページがあるのは知っていましたが、最初は興味を持たず飛ばして読んでいました。
理由は「アオザイを作りましょう」というページだったから。アオザイとはベトナムの民族衣装。分かりやすくいうとチャイナドレス。作っても着る場所もないと考えていたからです。
そんな時にエプロンを作った話は新鮮でしたね。教えてくれた友人によると、当時よりもオーダの値段が上がっているそう。東南アジアも最近は物価上昇なので、正直このオーダー計画もいいのかはわかりませんねー。
このお店を知ったのは、こちらのガイドブックです。
続いては日本で生地を買って持ち込んだお話です。
日暮里繊維街
気に入ったエプロンができたのは、友人からのアドバイスの「生地は日本で買った方がいい」というものだったと思います。
今回のオーダー店にも生地は売っていたし、近くには「ペンタン市場」もありますが、オーダー店はともかく、市場で買うのは躊躇する雰囲気ですね。ものすごい客引きで、ほとんど誰も買っていませんでした。それに市場は暑い。
ちなみにペンタン市場には行ったのですが、布を売っているところの写真がありませんでした。多分スリに注意していたのだと思います。参考になるかどうかわかりませんが、市場内の食堂街でチェーというあんみつを食べた時の写真がありました。暑い中でこんな雰囲気です。
さて日本で生地を購入する話に戻って、ここは東京の日暮里です。
日暮里には繊維問屋街っていう場所があるんですね。初めて降りた駅でしたが、駅の案内はわかりやすいです。徒歩10分で繊維街があります。
私の目的はリネン(麻)の生地。数件見て回りましたが、購入したのは「トマト」とうお店でした。トマトは「本館」「セレクト館」「インテリア館」があります。
「セレクト館」の海外の麻の生地は素敵な色で気に入りましたが、1メートル3000円以上。迷ったけど今回はエプロンなので「本館」の普通の麻生地にしました。
たーくさんの中から選びます。蛍光灯の明かりで写真に筋が入っていますが雰囲気はこんな感じ。とにかくひたすら選びます。
問屋街といっても一般の人もOKです。支払いもクレジットカードOK。レジで隣の男性の方は5万円くらい買っていかれていましたね。みんな何を作っているのでしょうか〜。
ちなみに私が買ったのはこちらの商品です。麻のエプロンは重たいと聞いたので、少し薄めの生地を選びました。
50センチ対応で、1メートル1300円の商品でした。私は1・5m購入しました(140センチ幅)
ベトナムでは、打ち合わせの段階で、肩紐の調整に使う金具を付けることになりました。私の場合はホーチミンの店舗で購入しましたが、もし付けたいものが決まっていたら日本で気に入ったものを買ってもいいかもですね。
友人のアドバイスで、生地を購入後、自宅で水洗い&アイロンをかけてから、ホーチミンに持って行きました。麻は縮むためです。麻素材を使う方は必須だと思います。それから布は重たいので、飛行機の重量制限は注意してくださいね。
TOMATO(公式ホームページはこちら)